貧困無趣味OLがキックボクシングを始めたい話~筋肉こそ正義編~
こんにちは。こんばんは。
貧困無趣味OLがキックボクシングを始めたい話を書きたいと思います。
最近キックボクシングがモデルの間で流行っているとかいう話を小耳にはさみました。
すごい時代だな……と思ってよくよく調べてみると、
何やら流行っているのはキックボクシングではなくキックボクササイズなんですか?
何が違うのかよくわかりませんが、キックボクシングは全身を使った運動です。
ボディメイクにとても良いのだとか。
さて、横道にそれますが、わたしの運動遍歴を少し書きます。
小学生のころは、週一でスイミングスクールに通っていました。
週一なんてたかが知れているかもしれませんが、このころは楽しかった。このころは。
中学に上がると、全員部活に入らなくてはいけなくなりました。
運動部はテニス・バスケ・バレーなどの華々しい(少なくともわたしにはそう見える)THE運動部!といった感じのものと、剣道や柔道などの武道系がありました。
我が母校にはプールが存在しなかったので、水泳部はありませんでした。
水泳しか運動のできないナナは、迷うことなく吹奏楽部に入部。
理由は「水泳やってたし肺活量あるからなんとかなるでしょ」という安直なもの。
もちろん楽器など吹けない。吹けないくせにプライドだけは高い喪女。
いろいろ試して割り振られたのは某金管楽器でしたが、プライドが高いくせに努力ができない喪女。
くすぶったまま三年間の部活を終え、ちょっとスレました。青い。恥ずかしい。
もう部活なんぞこりごりだと思った若かりしナナは、高校では帰宅部でした。
生徒会に入っていましたが、大した活動もなくおやつ食べるだけの時間でむしろ肥えた。
大学でサークルに入ったかと言えばそれもノーで、大学時代はバイト三昧でした。
なんでかというと、舞台沼に落ちたからなのですが、それはまた別の機会に書きましょう。
とにかく金が必要だったのでバイトしかしていなかった四年間でした。
友人もあまりいなかったし。授業後すぐにバイトに行くので、だんだん付き合いが悪くなっていった結果です。
……こんな十代を過ごしたわたし、もちろんすらっとした体系ではないです。
デブ!というほどではないと……思うのですが、ダイエットしようと思ったこともないのです。
理由は簡単で、努力ができないからです。
食事を制限しようとすれば、おいしいものが食べられなくなる。つらい。パス。
運動しようとすれば、運動つらい。パス。
思えばなんと自堕落なのでしょう。
そしてアラサーになった今、体重が年々増加しかけているのを見て決意しました。
このままではいけない。
このままアラフォーになったら、寸胴鍋みたいになってしまう!
さすがに焦ったので、いろいろ検索して見かけたのが冒頭にも書いたキックボクシングです。
代わり映えしない日々で、食べるのが唯一の楽しみであるわたしにとって、食事制限は無理です。
それなら運動しよう。そうだ。筋肉をつけて基礎代謝を上げるんだ。
筋肉こそ、正義。
かくしてわたしは、七月某日。都内某所のキックボクシングジムの門を叩きました。
後半はまた明日に。
よろしければ、よしなに。